[Standard] Esper Control
2014年12月27日 MTG
週頭に帰国しました。やっぱり日本が一番良いですね。
ヨーロッパも良い場所なんですが、やはり住むとなると現地での文化資本がない人間には難しい部分もあります。1人で行ったので基本的にぼっちでしたし……
そんな話は置いておいて、今回はスタンダードのEsper Controlについて書いてみます。
デッキリストは画像に載せましたが、一応文字でも書き起こしておきます。
・土地26
4欺瞞の神殿
4静寂の神殿
4啓蒙の神殿
4汚染された三角州
2溢れかえる岸辺
1コイロスの洞窟
1ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2島
2沼
2平地
・クリーチャー0
・呪文26
4思考囲い
2胆汁病
4解消
4英雄の破滅
3完全なる終わり
4対立の終結
4時を越えた探索
1宝船の巡航
・プレインズウォーカー8
3悪夢の織り手、アショク
2真面目な訪問者、ソリン
3太陽の勇者、エルズペス
・サイドボード
4ニクス毛の雄羊
2否認
1軽蔑的な一撃
1胆汁病
4悲哀まみれ
3予知するスフィンクス
デッキのコンセプトは前スタンダードのエスパーコントロールとほとんど同じです。ハンデス・除去・カウンターで相手の攻め手を抑えこみ、膠着した盤面を強力なプレインズウォーカー群で制圧して勝利します。
現環境の青黒コントロールと比較して、対立の終結により5マナで全体除去が打てること(青黒は危険な櫃で設置4マナ+起動5マナで9マナ)、エルズペスにより迅速に勝利できることが長所として挙げられます。実際、これらのカードを擁する青白コントロールも一定の成果を挙げていますね。
また、使ってみた感想として完全なる終わりが非常に強力なカードです。現環境はクリーチャー以外にもエレボスの鞭やジェスカイの隆盛など迅速に対処しなければならないパーマネントが多く存在し、それらをインスタントタイミングで除去できるのはデッキの安定性に大きく貢献しています。クリーチャーを除去する際にも追放のためエレボスの鞭で再度釣られないことも重要なポイントですね。完全なる終わりは青黒や青白の二色では使えないスペルで、エスパーカラーを選択する際の十分な理由になると思います。
これら除去スペルの豊富さから、青黒コントロールよりも個人的には使いやすいデッキという印象です。一方でタルキールの氏族カラーでないため三色ランドがなく、かなりマナベースがタイトなデッキです。5マナあるのに白マナが1つしか出なくて対立の終結が打てない、という場面もあり得ます。また3Tに解消と英雄の破滅の両立が難しく、2Tに土地を置く時点でどちらを構えるか決めておかなければいけないケースもあります。マナベースを改善する余地はあるかもしれません。
現在のスタンダードのミッドレンジに偏った環境においてはコントロール戦略は優位な位置に立つことが可能だと考えられます。勿論デッキの地力あってこそのメタゲームですが、エスパーコントロールは今後のスタンダード環境でより重要な位置を占めていくかもしれませんね。
ヨーロッパも良い場所なんですが、やはり住むとなると現地での文化資本がない人間には難しい部分もあります。1人で行ったので基本的にぼっちでしたし……
そんな話は置いておいて、今回はスタンダードのEsper Controlについて書いてみます。
デッキリストは画像に載せましたが、一応文字でも書き起こしておきます。
・土地26
4欺瞞の神殿
4静寂の神殿
4啓蒙の神殿
4汚染された三角州
2溢れかえる岸辺
1コイロスの洞窟
1ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
2島
2沼
2平地
・クリーチャー0
・呪文26
4思考囲い
2胆汁病
4解消
4英雄の破滅
3完全なる終わり
4対立の終結
4時を越えた探索
1宝船の巡航
・プレインズウォーカー8
3悪夢の織り手、アショク
2真面目な訪問者、ソリン
3太陽の勇者、エルズペス
・サイドボード
4ニクス毛の雄羊
2否認
1軽蔑的な一撃
1胆汁病
4悲哀まみれ
3予知するスフィンクス
デッキのコンセプトは前スタンダードのエスパーコントロールとほとんど同じです。ハンデス・除去・カウンターで相手の攻め手を抑えこみ、膠着した盤面を強力なプレインズウォーカー群で制圧して勝利します。
現環境の青黒コントロールと比較して、対立の終結により5マナで全体除去が打てること(青黒は危険な櫃で設置4マナ+起動5マナで9マナ)、エルズペスにより迅速に勝利できることが長所として挙げられます。実際、これらのカードを擁する青白コントロールも一定の成果を挙げていますね。
また、使ってみた感想として完全なる終わりが非常に強力なカードです。現環境はクリーチャー以外にもエレボスの鞭やジェスカイの隆盛など迅速に対処しなければならないパーマネントが多く存在し、それらをインスタントタイミングで除去できるのはデッキの安定性に大きく貢献しています。クリーチャーを除去する際にも追放のためエレボスの鞭で再度釣られないことも重要なポイントですね。完全なる終わりは青黒や青白の二色では使えないスペルで、エスパーカラーを選択する際の十分な理由になると思います。
これら除去スペルの豊富さから、青黒コントロールよりも個人的には使いやすいデッキという印象です。一方でタルキールの氏族カラーでないため三色ランドがなく、かなりマナベースがタイトなデッキです。5マナあるのに白マナが1つしか出なくて対立の終結が打てない、という場面もあり得ます。また3Tに解消と英雄の破滅の両立が難しく、2Tに土地を置く時点でどちらを構えるか決めておかなければいけないケースもあります。マナベースを改善する余地はあるかもしれません。
現在のスタンダードのミッドレンジに偏った環境においてはコントロール戦略は優位な位置に立つことが可能だと考えられます。勿論デッキの地力あってこそのメタゲームですが、エスパーコントロールは今後のスタンダード環境でより重要な位置を占めていくかもしれませんね。
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